交通死亡事故ゼロ4,000日達成へ向けて
町民の皆さんのご協力で町の交通安全が守られます!
平成27年の交通死亡事故から町は交通死亡事故ゼロを継続しており、令和8年1月10日午前0時をもって「交通死亡事故ゼロ4,000日」を達成予定です。
悲しい事故が「起きない・起こさない」ためにも一人一人の交通安全意識の輪を広めていきましょう。引き続き、交通安全へご協力をお願いします。
TOPIC
▼横断歩道での一時停止 ▼飲酒運転等の危険な運転 ▼シートベルト・チャイルドシートの着用
▼雪道の安全運転5則 ▼自転車安全利用5則 ▼反射材着用・早め点灯 ▼運転免許証自主返納
横断歩道では一時停止をしましょう。
交通死亡事故は高齢者の歩行中の事故が多くなっています。信号機のない横断歩道では歩行者が優先となります。横断歩行者がいる横断歩道で停止しない場合は横断歩行者等妨害等違反になります。
(1)ドライバーは道路のひし形マークが見えたら減速し横断歩道直前で停止する。
(2)歩行者は「ハンド&サンクス※1」を実施し危険な横断※2はやめましょう。
※1 ハンド&サンクス
- 横断する際に「手を挙げる」などして横断する合図をする。
- 横断後はドライバーに感謝の気持ちを伝える。
青森県警では「安全横断~渡る合図とありがとう~」を合言葉に「手上げ横断運動」を推進しています。
※2 危険な横断
× 横断歩道が近くにあるのにそれ以外のところを渡る。
× 道路を斜めに横断する。
× 車のすぐ前後を横断する。
× 横断歩道禁止場所を横断する。
信号機のない横断歩道での自動車の一時停止率(JAF調べ)
青森県 令和4年:全国7位 一時停止率 56.7% 全国平均 39.8%
令和3年:全国45位 一時停止率 14% 全国平均 30.6%
飲酒運転などの危険な運転はやめましょう。
飲酒運転は犯罪です。運転者だけでなく車両提供者、酒類提供者および車両同乗者も罪に問われます。飲酒時はアルコールの影響により正常な判断能力および注意力などが低下し、重大な交通事故を引き起こす危険性が高い状態となります。
「少ししか飲んでいないから」「飲んだ後、仮眠したから」
といった安易な考えは絶ちましょう。
町では平成30年より「飲酒運転しない、させない、許さない条例」を制定しています。自分自身が飲酒運転をしないことはもちろんのこと、友人や知人が飲酒運転をしそうになった場合も注意喚起をして飲酒運転の根絶に取り組みましょう。
階上町飲酒運転しない、させない、許さない条例.pdf [ 120 KB pdfファイル]
令和2年6月30日より「改正道路交通法」の一部が施行され、いわゆる「あおり運転」といわれる悪質・危険運転に罰則が創設されています。あおり運転は重大事故に結びつく悪質・危険な犯罪です。
他者の進行を妨害する目的で
- むりやり前に割り込んだり、幅寄せする行為
- 必要以上に車間距離を詰める行為
- 執拗以上にクラクションを鳴らす行為
などは違反です。
あおり行為を受けたら・・・
- 110番通報をする。
- 相手が降車してきても窓やドアは開けない・ドアロックをする。
- 相手の挑発に乗らない。
シートベルト・チャイルドシートの着用をしましょう。
シートベルトは交通事故に遭った場合の被害を大幅に軽減するとともに、正しい運転姿勢を保たさせることにより疲労を軽減させるなどさまざまな効果があります。
運転者自身がこれを着用するとともに、助手席や後部座席の同乗者にも着用させなければなりません(病気などやむを得ない理由がある場合を除く)。また、6歳未満の幼児を乗せる場合は必ずチャイルドシートを着用することになっています。
シートベルトをしない場合はさまざまな危険があり、シートベルト着用の有無により致死率も大きく変わります。シートベルト非着用による被害の拡大は被害者の過失とされる場合があるため、被害者であっても損害賠償などの場面で十分な補償が受けられなくなる可能性があります。
【シートベルトを着用しない場合の危険性】
- 車内での全身殴打する。
- 車外に放り出される。
- 前席の人が被害を受ける。
後部座席のシートベルト非着用の致死率(警察庁統計)
シートベルトを着用した場合比較して高速道路では19.4倍、一般道路では3.5倍
チャイルドシート不使用者の致死率(警察庁統計)
チャイルドシートを適正に使用している場合と比較して約5.3倍
雪道の安全運転5則
冬季の運転は路面状況が悪く、事故が発生しやすくなります。特に、日中に降った雪が解けたとき(気温が高くなるとき)や雨が降った後に冷え込みが強くある夜間や明け方はアイスバーンになる可能性があるため注意して運転してください。
【雪道の安全運転5則】
- スピードは夏場より10キロ以上減速
- 車間距離は路面乾燥時の2倍以上確保
- 急加速、急ブレーキ、急ハンドルなどの急激な操作を避ける
- 視界不良時は前方をよく見て早めに徐行
- 無理な追い越しはやめる
自転車安全利用5則
自転車の利用ルールが守られていないため自転車での事故が増えています。道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられており、自動車と同じく守らなければならないルールがあります。違反すると罰則が課せられる場合もありますので自転車を安全に利用するために以下の点を守りましょう。また、令和5年4月1日より自転車利用時のヘルメット着用が努力義務になります。
【自転車安全利用5則】
- 車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先
- 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
- 夜間はライトを点灯
- 飲酒運転は禁止
- ヘルメットを着用
自転車は身近で便利な交通手段として利用されていますが、時には歩行者などを死傷させることもあります。万が一の事故に備えるための自転車保険があります。
自転車保険には、TSマーク付帯保険のほか、自動車保険や火災保険の特約で付帯されているものなどさまざまな種類があります。県の条例で令和3年7月から自転車保険への加入が努力義務となっています。まずは、ご自身やご家族が保険に加入しているかどうか確認し、加入していない場合は加入をお願いします。
乗車用ヘルメット非着用時の致死率(警察庁統計)
乗車用ヘルメット着用時に比べて約2.2倍
反射材の着用・早め点灯で事故を防ぎましょう。
夕暮れ時や夜間は歩行者や自転車利用者は運転手から視認しにくくなります。歩行者などへの視認が遅れ、重大事故につながる可能性もあります。
そこで、交通事故に遭わないようにするため、夕暮れ時や夜間は明るい服装や反射材用品の着用で自ら光り、LEDライトなどを活用して運転手から『目立つ工夫』をして身を守りましょう。
反射材の着用の詳細はこちら(反射材を着用して交通事故を防止しましょう! )
早め点灯時間はこちら(交通安全運動)
運転免許証自主返納
運転に不安を感じる高齢者の自主的な運転免許証の返納を促し、高齢運転者による交通事故の抑制を目的として、町では平成29年より高齢者の運転免許証自主返納を支援する制度を実施しています。
詳細はこちら(階上町高齢者運転免許証自主返納支援事業)
町内交通事故発生件数
町内の交通事故発生件数はこちら(交通事故発生状況)
参考