階上町長 浜谷豊美

 

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 本町は、青森県の最東南端に位置しており、県内で一番早く朝日の昇る町。平均気温10.3度、年間降雨量1,024mmと冷涼な気候です。

 町のシンボルは、平成25年5月「三陸復興国立公園」に、平成25年9月「三陸ジオパーク」に指定された標高739.6mの「階上岳」と、三戸郡の中で唯一ある海岸線「階上海岸」です。また、北三陸の磯資源と、それを育む階上岳の自然資源を結ぶ「みちのく潮風トレイル」が平成25年11月に開通し、階上町の美しい自然を多くの方々に味わっていただくことができます。

 なだらかな山の形が、牛が寝そべっているように見えることから別名「臥牛山(がぎゅうざん)」と呼ばれる階上岳の8合目「大開平」は、約2万本の山つつじが群生し、5月下旬から6月上旬の花盛りの時期には周囲が燃えるような赤に染まります。夏はもちろん、冬も登山が可能で、四季折々さまざまな表情を見せる階上岳にたくさんの登山者が訪れています。

 階上灯台のある小舟渡海岸は、芝生地帯、岩礁地帯と変化に富んだ海岸線が特徴で、海の青、天然芝生の緑、階上灯台の白のコントラストが非常に美しい場所です。

 また、令和3年4月に県重宝に指定された「寺下遺跡出土骨角類」が発掘された寺下遺跡をはじめとする数多くの縄文遺跡が点在し、信仰の地として1290年以上の歴史と古い文化を誇っています。かつては南部藩所領の馬産地でしたが、明治22年の町村制の施行により旧8カ村が合併して階上村に。昭和55年の町制施行によって階上町が誕生しました。

 このように本町には多くの自然と歴史、文化があふれています。ぜひ足をお運びいただき、階上町の魅力に触れていただきたいと思います。

 今後とも、皆さま方のなお一層のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。